


東京商工会議所[地域振興部]
[制作]A4 中綴じ冊子 36頁 / デジタルブック
[刷色]フルカラー
[紙質]マットコート110kg(表紙・本文)
[経緯]
別件「東京三昧カレンダー」の制作で日頃からお世話になっているご担当者さんからご連絡をいただいた。
後日談として伺った経緯としては、当初は別のデザイン会社との交渉が既に進んでいたが、
予算や期限等の問題でうまくいかなくなり、最後にこちらに声をかけてくださったとのこと。
[学び]
掲載内容が二転三転し、完成前の上長確認で全体構成がひっくり返るなど、
客観的には比較的動きの激しい制作過程ではあったが、慣れ親しんだ担当者さんとの関係性もあって
あまり苦痛を感じることなく淡々と作業を続けることができた。
全体構成が入れ替わると、ほぼ作り直しのような感覚になるため、面倒には感じたが、
文章を書き換えなければいけないという点において、担当者さんの負担の方が膨大であることは
明白だっため、こちらとしては極力スムーズに淡々と対応し、流れを止めないことを心掛けた。
しかしながら、そのようなプロセスを経て、改めて実感したのは
修正を重ねる度にどんどんブラッシュアップされ、最終的により良いものができたということだった。
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制作会社に勤めていた20代、
修正やミスを指摘されては、自分を否定されたように傷付いたり、自分のデザインに自信を失ったり、
いちいち感情が揺さぶられて、日々、心の底から辛いと思っていたが、
これがある程度まで続いてようやく、受け止め方を転換することができた。
いただける修正や指摘は「自分に無かった考え方や視点を学べるチャンスである」と。
本当に、無駄なプライドは捨てるべき。どんどん吸収する立場に立つべき。
今の方がマズい。プライドというよりも高慢さの芽生えを自制して、
初心を忘れないようにしなければならないと反省する。
[コンセプト]
タイトルの「カギ」というキーワードが決まり、
概念と実態の結び付きが非常に強い記号として、迷わず「鍵」のビジュアルを採用。
表紙には、多種多様な事例や手法を意味する、さまざまな「鍵」を。
それを受けて解放に導くアイテムとして、さまざまな「鍵穴」を裏表紙に配置することで
物語をまとめた。
その他、本文中では段落アイコンとして鍵マーク、
インデックスの役割を持たせたカギ括弧ような飾り付けなど、
中面への細かい展開にも配慮した。
