赤煉瓦酒造工場プレミアムガイドツアー

一般社団法人東京北区観光協会


[制作]A4 チラシ
[刷色]フルカラー
[紙質]コート90kg(A4)

[コンセプト]
重要文化財「赤煉瓦酒造工場」プレミアムガイドツアー
〜聖地で学ぶ酒造りの歴史と、新作の日本酒とともに味わう発酵食のフルコース〜

北区の重要文化財である旧国立醸造試験所の地域活用を北区観光協会主導で進めており、その一環としてご依頼いただきました。
インバウンド補助金を利用した日本へ訪れる海外の方向けの告知チラシとして、英語、中国語、日本語の各言語パターンの制作となりました。

[経緯]
建造物、施設としての歴史や価値を訴求したとしても、海外の方にとってはあまりにもマイナーであるため、インバウンドを目的とするなら別のアプローチ(日本酒や食事を前面にアピール)の方が効果があるのではないかというお話はしたのですが、実質的な効果は二の次で、その補助金を得る条件として、重要文化財である建造物に関する発信が第一の名目であって、その発信の実績を残すことが目的だったという事情がありました。

とはいえ、イベント自体が成り立たなくては困るので、以上の事情を踏まえつつ、建造物の歴史や価値をメインとするパターンのほか、日本酒と発酵食事の提供をメインとするパターンも制作するという流れとなりました。掲載写真によってメインビジュアルに差をつけ、4社のツアー予約サイトをどちらかに振り分け、どのサイトからのアクセスかで、チラシのABテストを試みました。

中国語に関しては、繁体字と簡体字の2種を制作。漢字を使用することから感覚的にもう少し近い言語かと思っていましたが、いざ原稿を見るとまったく理解できないことに驚くとともに、今後増え得る多言語発信の需要にも対応できるように頑張りたいと思いました。